日本にいながら20か国以上の友達を作る方法

October 06, 2018

日本にいながら他の言語や他国の文化を学びたい、もしくは外国人に日本の魅力を伝えたいと思っておられる方は大学生に限らず多いと思います。

しかし、実際に日本にいる外国人の方とどうやったら知り合えるのか、友達になれるのか悩むこともあると思います。

これにはいくつかの方法があります。

HelloTalkやTinderなどのアプリを使ってみたり、Airbnbで宿泊先を提供してあげたり、Meetupに参加してみたり、外国人客が多い店でアルバイトしてみたりなど無数の方法があります。

そんな中で今回紹介する方法は、「国際寮に住む」という方法です。

これは実際に、僕が大学3年の間の一年間やっていた方法です。

この経験を通して一年間で約20か国の友達ができましたし、英語力を伸ばすこともできました！

とはいっても、国際寮って大学によってあったりなかったりですよね。実は僕の大学にも日本人学生が住める国際寮はありませんでした。それではどこの留学生寮に住んでいたのかを紹介します。

僕は、「日本学生支援機構大阪日本語教育センター寮」というところにレジデントアシスタントとして一年間住んでいました！

20か国から50人以上の留学生と知り合える。日本人は自分入れて2人しか住んでいない。給料をもらえ、かつ難波駅まで電車で2駅という好立地などなど、とても良い環境でした。

大阪日本語教育センターは、簡単に言うと語学学校です。そして寮はその学校に通っている人のうち希望した人が住んでいます。

主に日本での大学進学のため、日本語を勉強しにきた20歳前後の学生が多いです。基本的に皆さん1年間ここで勉強し、大学や専門学校に進学します。

この学校、日本学生支援機構というちゃんとした独立行政法人が運営しており、学生も奨学金を獲得してきた優秀な人が多いです。皆さん、第3,4言語として日本語を勉強しています。

こちらから寮の詳細を見ることができます。ちなみに東京にもあります！！

レジデントアシスタントはその名の通り、居住者（留学生）をサポートする人です。

来たばかりの学生と市役所や銀行に行き、一緒に口座を開いてあげたり、寮の周りを紹介してあげたり、週に1回相談会という名の雑談会を開いたりイベントを企画したりなどです！

なんと給料ももらえます！ 2017年の時は週に1回2時間の相談会を開くのが条件で月1万4千円だったと思います。

多国籍な環境
レジデントアシスタントの上限が大阪の場合、男性1・女性1の二人と決められているので、留学生と半強制的に関われる。東京の場合は留学生数が多いのでRAは4人だった気がします。
家賃が安い。立地がとても良いのもかかわらず家賃月3万弱。そして給料もらいながら住めるので実質1万5千円ほどで住める！
面接ありますが、倍率がそれほど高くない。毎年2,3倍程度。そんなに知られていないからだと思います。

募集は12月頃から始まり、1月末頃まで通常行っています。

大阪日本語教育センターのページもしくは、ここの寮から近い大学では大学のサイトでも募集しているのでチェックしてみてください。

僕の場合、自分が通っている大阪市立大学の学生用サイトから見つけ応募しました！

関西大学・近畿大学・大阪大学・大阪市立大学・大阪府立大学などの大学サイトに12月頃掲載されると思います！

日本にいながら20か国以上の友達を作り、いろいろな人と触れ合えたこと。これだけで本当に価値があったなと思っています。

そしてこの寮に住んだことがきっかけで、留学に行くことを決めたり英語をちゃんと勉強するきっかけにもなりました！

よく聞かれる質問なのですが、結論伸びました。

やはり日本語での日常会話が難しい子もいたので、英語を使う機会は多かったです。そして話を合わせるために洋画や海外ドラマをよく見るようになりました。

その甲斐もあってか、実際寮に住み始めた2017年4月に受けたTOEICが655点だったのが、10月には820点になりました。

対策をいっさいしなかったのに伸びたのは、やはりすべて寮の友達のおかげでした。

寮で世界共通語としての英語を感じ、難しい会話や大勢での英語の会話にはなかなか加われなかったという悔しい経験をできたこと。

これがきっかけで留学したいと強く思うようになりました。

人生だいぶ変わりました。本当に住んでよかったと思います。

では、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

東京、大阪の近くに住んでいる方は、ぜひこの寮を検討してみてください。また、大学に国際寮がある方はぜひ住んでみて欲しいです。

何か質問等ありましたら、TwitterのDMなどで気軽に聞いてください〜。